トイレはできるが清潔と刺激を与えないことが大切
包茎手術を受けると皮膚の状態も変わってきます。また、傷口はまだ完全にふさがっていない敏感な状態ですから、刺激を避けることも配慮しなく手はなりません。しかし、トイレは生理的な現象ですから、術後であろうとしなくてはなりませんので注意をすることが重要です。
まずは、行きたいときに回数など関係なくいつも通りで問題ありません。ただ、清潔にしておくことが重要ですから、しっかりと出し切って、包茎手術をした部分に雑菌が過度に増えないようにする工夫が必要です。そのためよく拭いて、さらにできるだけ他の部分に尿が付かないように気を付けます。
術後で大切なのが傷を触らないことですから、トイレの時に誤って下着などで強く摩擦を起こしたり、引っ張ったりすることがないようにします。最初の2、3日は患部が腫れていたり、うっ血したような変色があったりしますが、触らないように我慢が必要な時期です。トイレ自体は我慢するほうがよくありません。
バスタイムは患部を守りながらシャワーから
お風呂が一番に気を付ける部分が多くて気を使います。クリニックでも説明は必ずありますが、お風呂は生活に出来る反面、雑菌が入りやすいですし熱を生んでしまう可能性もあります。そのため、慎重に段階を踏んでいきましょう。基本的には包茎手術当日は一切ダメという場合が多いです。
多くは術後翌日もお風呂は遠慮しなくてはならないでしょう。この間は患部とその周囲を抜かした部分を、ぬれタオルで拭くことでリフレッシュします。問題がなければ包茎手術の術後3日くらいから、シャワーができるようになります。と言ってもシャワーも患部には当ててはなりませんし、濡らすことも避けた方がよいです。
まだ、包茎手術の部分が安定していないので確実性から包帯を巻いたままなど、直接にならないように気を付けます。あまり長くシャワーも浴びていると、体の血行が良くなりすぎて痛みを感じる方もいるため、手早くするのがコツです。シャワーの後は湿気が貯まらないように通気にも気を配ります。
まとめ
包茎手術では一過性の皮膚の不安定な状況と炎症や痛みが出ます。それを早く抑えるためにも刺激を与えない、通気を良くすることが基本です。術後に気を付けることは患部に触れない、雑菌を触れさせないことです。これに気を付けてトイレやバスタイム、洋服選びなどをしましょう。そのうえで、包茎手術をした病院の指示通りに薬や通院を行えば、大きなトラブルにはなりません。術後の注意は病院からも細かく説明がありますから、しっかりと聞いて守ることです。